昨夏、「プロヴァンスはどうだった?」と訊かれたら、「薮蚊が獰猛だった」とまず答えた。蚊さされアレルギーの私にとって、キャンプ場テント生活に於いては、四六時中の悩みだったと言っても過言ではない。今回のアンダルシア、「蚊が居ない程乾いていた」と答える代わりに、特に印象に残った二つの出来事から書いてみる。
Tags: Cabo de Gata, アンダルシア, グラナダ
昨夏、「プロヴァンスはどうだった?」と訊かれたら、「薮蚊が獰猛だった」とまず答えた。蚊さされアレルギーの私にとって、キャンプ場テント生活に於いては、四六時中の悩みだったと言っても過言ではない。今回のアンダルシア、「蚊が居ない程乾いていた」と答える代わりに、特に印象に残った二つの出来事から書いてみる。
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宿泊クーポンのホテル・リストの中、ウェルネス志向の所を探してこのズノイモに注目したのだが、ワイン蔵も在ると言うので即決。たまたまこのホテルの所有者がワイン愛飲家なのかと思いきや、この地域全体がチェコのワイン需要の3.5%も供給するワイン産地。クリスマスは毎日のお祝い、家族との久し振りの再会で、どうしてもワインから逃れられない。年越しはウェルネス・ホテルで健康に過ごそう!と気合を入れたは良いが、その分鱈腹食べて、ワインも毎晩お供にしてしまい、結局もっと太って帰って来た。噂の白ワインはその風評を裏切らず、赤ワインもブーケの強いのが好きな人にはお薦め。此処では、ズノイモとワインに就いて、幾つか書き残して置く。
ズノイモでの5日間の大半をホテル内で過ごしたので、口煩い姑の様な事を前の記事で書き並べてしまった。ホテル検索サイトでも、このホテルに対する評価は極端に分かれているのだが、人が宿泊所を選ぶ時の条件に依ってかなり左右される不思議なホテルでもある。
前述の様に、観光は殆どしなかった。敢えて出来なかったとは言わないが、実際年末年始に門戸を開かない場所が幾つもあった。その代わりと言っては情けないが、レストランやカフェで腹12分目も飲食し、無くても構わないけれども在ったら嬉しい物を存分に買い込んでしまった。此処では、お世話になったレストランやカフェ等に付いて述べてみる。
購入した宿泊クーポンのリストに、このズノイモにあるウェルネス・ホテルがあったと言う単純な理由で決めた。St.Pöltenから国道で北に向かうと、左右にきちんと整備されたワイン畑が広がる。そこここにホイリゲやレストランの表示があるにも拘らず殆どが閉店。これも又ワインで有名なRetzと言う小奇麗な町を過ぎ、いきなり無人の国境が現れ、独逸語表示のレストランが幾つか現れたかと思うと、たちまちズノイモ市に入ってしまった。
大体、金曜の夕方に美術館へ行こうとする方が悪い。しかし、それに気が付いたのは入場券購入の為に並ぶ大勢の人を見てからの事で、既にクロークへ私のコートを預けてしまって居た。流石にゴッホ展ともなると、普段美術館に行かない様な人も出掛けるのだろう。小学生団体から旅行客、老いも若きも列を作って待って居る。閉館迄2時間半しか無いと言うのに、券を手にする迄に15分も掛かってしまった。
スナックの食べ過ぎを後悔しながら目を覚ますと、隣で眠っていた夫がもごもごと「お誕生日おめでとう」と言う。半分眠りながらのこの第一声に、心から頭を下げた。F1の決勝戦がもう始まっている事を思い出し、慌ててTVを付ける。コネクティングロッドの開発・破損分析をしている夫は、数日前、フェラーリ両車の為に部品を選択しなければならなかった。ここでエンジンの故障が起きれば大事である。「無事」の有難さを、色々な角度から考えさせられる。
翌朝、珍しく早起きして富士スピードウェイで行われているF1の予選を観ていた夫が、シャワーを浴びて出て来た私にいきなり「Haiderが車の事故で死んだ」と言った。私の目を覗き込む様にして言うので、この冗談を私が信じるかどうか試しているのかと思いきや、本当に深夜、時速70km制限の所を、他車を追い抜こうとして140kmを出し、何度も転倒を繰り返した後その場で亡くなった。血液内アルコール濃度が1.8‰にも達する飲酒運転でもあった。(因みに1.1‰以上は運転不能と定義されている。)オーストリアの一政治家の名前等、日本に居る方々は知る由も無いと思うのだが、これがアメリカに行くと、右翼団体の中ではヒットラーと並べられて写真が飾られる程の人物である。
Tags: オーストリア, サイクリング, ノイジードラー湖, ワイン, Jörg Haider, Podersdorf
「君の誕生日なんだし、天気も良くなるって言うから、何処か行こうよ」…夫のこの申し出は嬉しかったのだが、幾ら夏の旅行で節約したとは言え、先日新しく入れたブリッジに1400€以上掛かる。行き先も決め兼ねて金曜日の午後になっても宿を取らずに居る私を尻目に、夫はさっさとPodersdorfに決めて宿を取ってしまった。
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Tags: ノイジードラー湖, ホイリゲ, ワイン, Podersdorf
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